擁壁・石積み補修・補強の専門家
株式会社ステップワークです。
今回は擁壁についてご紹介させて頂きます。
そもそも「擁壁とは?」についてご説明させていただきます。

よくご相談の多い事例が「崖のこと?」「壁のこと?」「石垣こと?」「コンクリートのこと?」など様々なご相談を頂きます。
答えは「土を押さえる構造物の壁」を総称して擁壁といいます。
擁壁には様々な構造の物があり、全国各地の地域によって特色のある擁壁も存在しています。
全国的に多いのは「コンクリート擁壁」「石を使用した擁壁」が代表されます。
例えば関東や関西地域では「特徴がある擁壁」が多く築造されています。(全国に多いコンクリート擁壁、石の擁壁、ブロック擁壁など多種多様な擁壁も多くあります)
関東地域:大谷石擁壁・ガンタ積み擁壁
関西地域:大谷石擁壁や御影石を使用した擁壁
その他の地域、中部・中国・四国・東北・九州・北海道地域でも石の擁壁、間知ブロック、コンクリートの擁壁が数多く築造されています。
「石を使用した擁壁」

「間知ブロック擁壁」

大谷石擁壁は風化や劣化が激しく強度が弱くなり崩壊するケースが近年多く、建て替えか、建て替えが難しい場合は補修や補強対策が必要になっています。
そして「ひび割れ、ズレ、膨らみがある場合は特に注意」が必要です。

ガンタ積み擁壁はコンクリートガラや瓦、陶器などそのほかにも様々な物を積上げただけで築造されており、さらにその上から表面に「コンクリートやモルタル等で化粧し隠されてガンタ積み擁壁か見た目でわからない場合」があり一般の方々からもご相談を多く頂きます。

大谷石擁壁は国土交通大臣認定の構造で築造されたもの(建築確認完了済証あるか確認)以外は構造や強度に問題が物が多くあります。
コンクリート擁壁についても「ひび割れ」などが発生した場合は補修や構造上支障を及ぼす可能性がある場合は対策を講じることが無難であると考えられるます。

目視で確認できるので、気にかけて見て頂ければと思います。
そして、注意して頂きたいのが、水抜き排水パイプです。

現行の技術基準では擁壁3㎡に1個所以上内径7.5㎝の水抜き排水パイプの設置が原則として必要です。
水の排水不足が擁壁崩壊を発生させる原因になる可能性が高いからです。
「土砂流出防止フィルター付水抜き排水パイプ」

写真のような水抜き排水パイプ内に土砂流出防止フィルターはついているでしょうか?
降雨時に水抜き排水パイプから土砂が流出している場合は地盤沈下や擁壁背面や擁壁自体の安定に影響を与える可能性があるので注意してチェックして頂ければと思います。
今回は大谷石擁壁・ガンタ積み擁壁、その他擁壁についてご紹介しました。
皆様でも目視で確認できるところも多いので、ひび割れ、水抜き排水等について確認頂ければと思います。
皆様のご参考になれば幸いです。
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